BUDDICAはJPUC適正買取認定店です
【透明性があり、お客様に安心を届ける】
お客様を騙さず、安心して売買ができる。
当たり前のように聞こえますが、今日もどこかで売却を後悔されているお客様が居るのが中古車業界の現状です。
BUDDICAではJPUC規約に則り、お客様が安心して売却できるようにしなければなりません。
JPUC適正買取店認定制度|一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)

買取契約における透明性確保の為認識の統一
・こちらのミス(見落とし)に起因する減額・キャンセルはできない(一般的な検査で見抜けないものは除く)
※ブローカー、中古車販売店からの買取は同じ生業になるので、これに該当しない。
・買取車両の引き渡しは各支社又はお客様の自宅(居住場所)以外の場所で車両引き渡しできない(職場やコンビニでの引取はNG)
・車両受領書を記載し、引取時にお客様へ渡さなければならない
・契約日~車両引き渡しの翌日まではキャンセル申し出を受けなければならない(引き渡しした場所で返車、日時はお客様が指定できる)
→万が一、代金支払い済であれば7日以内の返金確認後に車両書類を返す
契約書の説明
・1枚目はBUDDICA契約書控え
・2枚目はお客様契約書控え(横判と角印は必ず)
・3枚目の表裏はお客様用の契約約款
契約を交わした際は1枚目のみ切り離し、2.3枚目をお客様へお渡しする
その際に2.3枚目の内容を説明し、契約約款を一読頂くように案内する。
買取査定における契約の流れと注意点
売買契約書はお客様の車を【買取】する際に使用する重要な書類です。
下取は別の契約書(注文書)を使用しますので、間違えないようにしましょう。
契約自体は口頭でも成立しますが、契約書を作成して双方で契約内容に合意をしたという証になりますので、記入漏れ撲滅はもちろんですが口頭でもお客様に内容を理解してもらいサインをもらうようにしましょう。
ステップ1: 契約書の記入①
車両情報と買取金額の記入
①まずは契約日を記入します。
②査定システム+車検証(A4)を確認しながら、車両情報を記入してください。
③買取金額・消費税額・リサイクル預託金を記入します。
※買取金額には未経過分の自賠責保険/自動車税(普通車のみ)/重量税/リサイクル料金が全て含まれたものですという部分が記載されていますが、この部分はお客様とのトラブルの原因NO1ですので必ず説明しましょう。
記入に関する注意点は内税の記載です。買取金額からリサイクル料金を差し引いた金額に対して内税を算出し記載しないといけません。
・お客様と合意した買取金額は消費税込みです。
・リサイクル料金は非課税扱いです。
この契約書でいけば下記の計算式になります。
570,000-9,130=560,870(買取金額から非課税のリサイクル料金を引く)
560,870÷1.1=50,988(リサイクル料金を引いた残りに対して、内税額を算出する)
つまり50,988円が内税ということになるので、契約書の内消費税額の部分に50,988と記載しましょう!
④車検証(A4)を確認し、所有者と使用者名義をそのまま転記しましょう!
→売主との関係性も該当の項目に〇を付けます。
⑤所属支社の横判と角印は1,2枚目に捺印し、担当者名も漏れないように記載してください

ステップ2:お客様へ車両状況のヒアリング
1.車両状況をお客様に確認し、項目に〇を付けていきます。
・エンジン不具合→異音や走行中に止まるなどの不具合の確認
・ギア不具合→走行中の異音やMT車であればクラッチの滑り、AT車であれば変速ショック等の確認
・走行上の不具合→エンジン・ギアも含めてになりますが、異音や振動、気になる箇所の確認
・電装系の不具合→エアコン/パワーウィンドウ/電動スライドドア/サンルーフはもちろんですが、オーディオやバックカメラの不具合の確認
・メーター交換・不具合→主に走行距離のことを指しますが、交換したりしたことが過去にあるかの確認
・災害歴→ひょう害・冠水(車内やエンジンルームが水に浸かったことがあれば価値が全然違います)の確認
・修理歴→所謂、修復歴とは意味が違います。例えば傷が付いたから直したり、自転車が倒れてきて凹んだのを修理したことがあるかの確認をしてください。修理歴が分かれば修復歴の可能性を探れます。
✓お客様には車両状態の申告義務がある(約款第6条に記載あり)
上記をお客様に一つづつ口頭で確認して、有無に〇を付けていきます。
お客様からの申告が重要になりますので必ずお客様には修理した履歴等の確認を行いましょう。
✓見落としはお客様に何も請求できない
申告を正しく頂けなかったとしても【修復歴の見落とし】はこちらのミスですので、お客様に請求はできません。
しかし、動かさないと分からない異常や故障もあり得ます。何故なら査定段階では車両を走らせることができない為です。
引取時・店舗へ入庫され、異常に気付いた時点で速やかにお客様へ申告を行い、メーカーでの修理見積を取得するなど第三者を介入させ、話し合いを持って穏便に解決を図りましょう。
引き上げから時間が経過するほど、解決が難しくなりますので最速で支社長と協議し解決に向かってください。

ステップ3:詳細確認
ここでは買取金額から差し引くもの、入庫予定日・書類回収日・振込予定日について記載していきます。
1.ローン残債を確認する
所有権にディーラーや信販会社(オリコ・ジャックス・プレミア等)になっていれば、ローンが残っている可能性があります。
残っている場合は、その残りのローンを0円にしない限り名義変更できませんので、別途残債照会と所有権解除のマニュアル確認をしてください。
※査定時に車検証を確認すると思いますので、事前にローンの有無はさりげなく確認しておくのがベターです
※所有権留保のない、銀行系ローンは除外
2.自動車税の当年度分までの完納を確認する
今年度分まで未納が無いか確認してください。
一般的には車検証ケースの中に納税証明書を入れているお客様も多いですが、見当たらない場合はお客様へ確認しましょう!
もしくは普通車であればナンバープレート記載の各都道府県税事務所へ問い合わせすれば、完納か未納か教えてくれます。
未納の場合・・・
延滞金含めて支払わなければ名義変更できない可能性があるので、買取代金額から差し引いてBUDDICAが支払うかお客様にて支払って頂き、納税が確認できてから買取代金をお客様へ支払うの2択になります。
未納額(差し引く金額)をここへ記入しましょう。
3.車両引取(契約前に条件は確認しましょう)
契約前の商談時に契約の際は車両の持ち込みか引取のどちらかを確認しておく必要があります。確認例:買取金額は100万円ですが、車両を持込して頂けるのであれば※1万円上乗せしますが、どちらがよろしいでしょうか?
(※店舗からのお客様宅はバラバラですので、陸送費用は事前に決裁者へ確認しておきましょう)
4.部品取外工賃
これも商談時に取り外ししたい部品をお客様に確認しましょう。部品によっては買取金額が変わりますので注意が必要。工賃は事前に支社長又はバディに確認しましょう。
事前に取り外す部品が分かればスムーズに契約処理できますよ!
5.車両引渡日と書類回収日の記入(決裁者から金額決裁をもらう前にお客様に確認と同意を取るべき)
例:〇月〇日までに車と必要書類を頂く前提で買取金額は100万円です。
原則、契約から10日以内に車両と書類を回収するようにしてください。
※状況により決裁者が事前に許可している契約は除く。
ここでの注意点は車と書類が揃わないと、何も処理が進まないという点です。
時間が経てば経つほど車の価値は下がります。もちろん振込することもできませんので、十分確認しましょう。
6.振込金額の記入
振込金額は買取金額から↑の1~4の差引く金額を引いた残りを記載します。
なにも差引くものがなければ、買取金額=振込金額となります。
振込予定日は項目5で記入した遅い日付を基準に、金融機関の3営業日以内に振込する日付けを記入してください。
例:11/5(火)に車と名義変更可能書類を回収した場合の振込は11/8(金)までとなります。
例:11/5(火)に車を回収、11/7(木)に名義変更可能書類を回収した場合の振込は11/12(火)までとなります。

ステップ4:振込先口座の確認
注意点
・買取代金は【原則】所有者名義(所有権留保の場合は使用者)と同じ口座にしか振込できません。
→所有者の許可なく売却代金を奪うという実際に起きた犯罪行為を撲滅する為です。
例外として、所有者が亡くなっているケースや特殊な事情があるケースもありますので、
その場合は【代理委任状】を所有者(所有者死亡の場合は代表相続人)から記載・実印捺印(印鑑証明原本1部回収)をもらうことにより、
所有者から許可を得て所有者以外への振込が可能になります。詳しくは代理委任状マニュアルを参照してください。
インターネット銀行(楽天・住信等々)含めて振込可能です。
お客様へ振込口座を確認し記載しましょう。
もちろん、振込手数料はBUDDICA負担で処理します。

ステップ5:お客様情報欄
ステップ1~4までの説明を行い、全てご理解頂ければ最後にお客様情報を記入して頂きます。
注意点
・個人のお客様であれば名前~職業まで記入して頂きます。
(勤務先も古物法により例と同じように社名を記載することが義務です)
・法人(個人事業主含む)のお客様であればインボイス番号まで記入
(インボイス番号は社名からネット検索可能)インボイス登録番号検索_invoice_国税庁
・お客様の印鑑(サイン)が必須

買取契約における注意事項
・現金買取はできません。全て本社からの振込での支払いです。
・車両を入庫処理し、名義変更書類が完備してからでないと代金支払いできません。
※名義変更書類完備=所有者の委任状・譲渡書・印鑑証明が揃っている状態
・所有者(所有権留保の場合は使用者)名義以外の口座は原則不可
→所有者死亡やイレギュラーの場合は支社長又はバディへ確認
※この場合、代理委任状を使い所有者からの許可を取り付けることで手続き可能
契約書原本は各店にありますので、実際に手に取り隅々までこのマニュアルを見ながら理解するようにお願いします。分からないことはすぐにバディへ確認しましょう。