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車の骨格名称と修復歴の定義を理解してなければ、正しい査定ができずにお客様に嘘を付くことになり、
万が一修復歴車を修復歴無として販売すると会社の信用に大きな影響を与えます。
今後、皆さんは様々な車を査定します。
車は変わっても修復歴の定義は変わりませんので、
骨格名称は必ずマスターしてください。
クルマの骨格とは
まず車の骨格とは、フレームとも呼ばれ車が強度を保つ為に重要な役割をしている部分のことです。
人間で言えば、骨の様な役割をしています。
事故などの衝撃により、骨格部位を損傷したり、修理すると「修復歴車（事故車）」として扱われてしまいます。
一般的に「修復歴車」となれば、商品価値が下落する為、通常よりも低い価格で取引されます。
当然、損害が発生した場合は皆さんの粗利と相殺処理されますので、よく理解していきましょう。
修復歴？修理済み？
それとよく勘違いをするケースも説明します。
修復歴はあくまで自動車の骨格部分の修理がある場合につかわれますので、事故があっただけでは修復歴になるとは限りません。
バンパーを交換した、ドアを交換した、傷や凹みを直した、などは修復歴とは呼ばず、交換や修理となるだけです。
クルマの骨格
下記の図が車のドアやバンパー・ガラス類を取り外した骨組みとなります。
この骨組みにネジや溶接を用いて、ドア等のパーツ、エンジン等を取り付けていき、皆さんが見る車というものになります。
先ほどもお伝えしましたが、骨組（フレーム）に取り付けたドアやバンパー等は何度交換しようが、修理しようが修復歴には当たりません。
下記の名称の部分を一定以上の損傷・修理・交換となると修復歴車となります。
この各名称をお店に並んでいる車を見ながら覚えていきましょう！
