買取契約処理と買取入庫処理について
今回は、買取契約処理と買取入庫処理の手順について説明します。
この処理は、買取した代金をお客様に振り込むために必ず必要な処理ですので、忘れずに必ず行うようにしましょう。
買取車両入庫の手順
大まかな流れは以下の通りです。
査定システム管理画面の情報を精査し、入庫の下準備を行います
- 査定車両ステータス変更
- 未完了一覧から完了一覧へデータ更新
査定システムで精査した情報を取り込み、必要な情報を入力していきます
入庫日は同期されないので必ず入庫した日に打ち替えてください!
スラック内の振り込み依頼チャンネルにて振込申請を行います。
システム入力と情報精査はこちら↓
査定システム(一元化)と同期させ入庫する
情報の精査が終わればあとは車両をシステムに反映させていきます。
入庫手順
1.仕入れ登録タブ

2.左下新規取り込みボタン

3.web査定検索

査定システムを使用して買取をした車両が一覧で出てきます
ピンポイントで検索する場合は査定番号を入力し検索します。

査定システムからデータが同期されます。
注意
入庫日は査定システムと同期されません。
必ず入庫日は車両が入庫した日に打ち直してください。
変更しない場合、査定日が入庫日となるので注意が必要です。
査定システムと同期させると原価、車両状態(査定記号)も同時にシステムに同期されます。
以下旧入庫方法ですが、基本入力箇所は旧システムと同様です。
入庫手順
仕入登録画面左下の『新規取込』を選択

最下部のWeb査定検索を選択し、該当データを読み込みます

この際、最も早く該当データを呼び出すには、査定番号をピンポイントで絞り込み入力します。

(例)査定番号1500の場合入力は→1500~1500
Web査定検索から取り込んだ情報は、下記情報も併せて取り込みが可能です。
- 買取金額
- リサイクル料金
- 車両情報
- 車両状態
- 査定日
- お客様情報
取り込んだ情報を精査し、必要な情報を入力します。

この業務で最も注意すべき点は、仕入れ日です。
どんなにベテランでもこのミスが非常に多いのが事実です。
一元化システムからの取り込み時、査定日が仕入れ日となるようシステムが組まれています。
必ず仕入れ日を入庫日に変更するようにしてください。
車検証等を見ながら、空白部分を左上から順番に登録していきます。
抜けの無いように1つづつ確認していきましょう。
ここで注意が必要なのは【入庫分類】の部分です。
買取車をどの媒体(チャンネル)から買取したのかをシステムで後々判別できるようにする目的です。
(例)MOTA車買取 等
査定システムにも媒体名が記載されているので、同様のものを必ず選択するようにしてください。
排気量も整数になるように修正していきます。
分からない場合はバディに確認していきましょう。
自賠責の期限も自賠責書類を見て入力してください。
リサイクル料金は空白の場合、料金照会をクリックすれば自動反映しますので活用しましょう。
必ず【預託済】になっていることを確認してください。
*システムが改修され、入力必須項目で未入力欄があれば登録できないようになっています。
原価登録ボタンより原価確認画面へと遷移し、買取金額(お振込みした金額)と原価(税込み)表示が正しいことを確認します。
この際、一元化システム上で、『リサイクル料金を買取金額に含める』にチェックを入れていない場合車両金額にリサイクル料金が加算された状態で表示されます。
一元化システム上でチェックが漏れていた場合は、この画面で修正が可能です。

システム上に入庫処理が完了し、必要書類が完備されている状態でようやくお客様のご指定口座へ振り込みが可能になります。
振込申請については別途マニュアルがありますのでこちらをご参照ください。

以上が買取車両の入庫手順です。