買取した車の振込依頼マニュアル
このマニュアルでは、買取契約後に必要な振込依頼の手順を説明します。
お客様との約束に基づいて、振込日や振込金額を正確に処理する必要がありますので、慎重に進めてください。
1. 必要な準備
- 売買契約書のスキャン
- 振込依頼に必要なため、まずは売買契約書をスキャンします。
売買契約書は、売主欄、お振込先情報、所有者情報等、過不足なく記入してあることを確認しましょう。
不備があると、契約書として成り立たず、トラブルの原因となる可能性があります。

2. システムでの処理
- 勘定ページを開く
- システムにログインし、【勘定】ページを開きます。
- 買掛一括登録を開く
- 【買掛一括登録】をクリックし、次のステップに進みます。
- 仕入担当者を設定
- 仕入担当者を自分に設定し、【検索】をクリック。
- 買取車両データを確認
- 先ほど入庫処理を行った車両のデータが表示されますので、このページを「ミニカット」してください(キャプチャして保存)。
複数データがある場合は、該当行(今回振り込む買掛データ)を赤枠などで囲み視認性を高めてください。
- 先ほど入庫処理を行った車両のデータが表示されますので、このページを「ミニカット」してください(キャプチャして保存)。

3. 売買契約書の確認
- 売買契約書をミニカット
- スキャンした売買契約書を開き、「ミニカット」して(キャプチャして保存)資料として準備します。
4. 振込依頼の準備

- Slackを開く
- Slackを開き、【振込依頼】専用のチャンネルにアクセスします。
- 着金日のページを開く
- 該当する振込着金日のページを開き、振込依頼の準備を開始します。
5. 振込依頼の送信
- 振込依頼のテキスト入力
- 振込依頼には決まったテキストフォーマットがありますので、それに従い入力を行います。

- 銀行名、支店名、口座番号を間違えないように正確に入力してください。
- 資料の添付
- 先ほどミニカットした「売買契約書」と「買掛一括登録」の2つの資料を振込依頼に添付します。
- 依頼を送信
- 必ず内容を確認し、振込依頼をSlackで送信します。
9/11(水) 買取車両代の振込をお願い致します!
■走行確認:済orワンオーナー
(AS掲載しない且つ買取10万以下は【済】)
■車種:
■管理番号:
■振込金額:円
■口座:〇〇銀行
■支店:〇〇支店
■普通:01234567
■口座名義人:ゼンカクカタカナ
残債の一括清算の場合
9/11(水) 買取車両の残一括清算振込をお願い致します!
■走行確認:済orワンオーナー
(AS掲載しない且つ買取10万以下は【済】)
■車種:
■管理番号:
■振込金額:円
■口座:〇〇銀行
■支店:〇〇支店
■普通:01234567
■口座名義人:○○ファイナンス
注意事項
ダイレクト案件や、管理契約で郵送対応する場合、注意が必要です。
やることは対面でも非対面でも変わりません。
ただし、本人確認の面で非対面は確実性に欠けます。
特に、振込先を所有者以外に指定されると最悪のケースが想定されます。
非対面契約の際に最も注意が必要なのは、所有者と売主欄が一致した契約で、振込先が他人の場合です。
この場合は、必ず委任状を取得するようにしてください。
委任状、印鑑証明、売買契約書、三点が揃い、稟議申請が完了しない限り車両代金を振り込むことはできません。
所有者≠契約口座の振込契約に関する手続き
このガイドラインは、所有者と振込契約口座が異なる場合に、適切な証明書類を準備し、稟議申請を行うためのプロセスです。
所有者と契約者が異なる場合、以下の証明書類が必要です。
準備が不十分な場合は契約を締結しないでください。
1. 家族内および第3者に関する手続き
必要書類のリスト:
- 売却委任状:所有者が全て記入し、実印を捺印
- 印鑑証明書の原本:店舗保管用
- 契約者の身分証明書:コピーを店舗に保管
注意事項:
- 印鑑証明書の取得日は、必ず売買契約日以降のものであること
- 売買契約書
- 売却委任状
- 印鑑証明書
- 車検証
- 入庫表
2. 会社名義での振込手続き
- 売買契約書
- 車検証
- 入庫表
- 代理委任状
- 法人印鑑証明
- 社長の名刺
3. DR/業者(店舗型)に関する契約
同業者との契約を行う場合は、特記事項に注意事項を記載する必要があります。
旧所有者とのトラブルに対しては、一切の責任を負いません。
稟議申請に必要な書類:
- 売買契約書
- 車検証
- 入庫表
- 紹介者の名刺
4. 個人営業ブローカーとの契約
個人営業ブローカーとの契約の場合、名義変更を行い、所有者=契約者の状態にすることが条件です。
特別な事情がある場合は、バディカを通じて名義変更を行い、契約を進めます。
その際は、必ず本部へ確認を行ってください。
5. 所有者死亡時の契約
筆頭相続人以外との契約は、以下の書類が必要です。
- 筆頭相続人の売却委任状(印鑑証明書と実印が必要)
- 筆頭相続人の印鑑証明書(店舗保管用)
- 戸籍謄本(店舗保管用)
- 軽自動車の場合も必要
稟議申請の際の注意点:
- 所有名義人口座への振込、または所有者と契約者が同一の場合、稟議申請は不要です。
- 稟議申請に必要な書類は上記を参考にし、必要な書類を必ず揃えてください。
非対面契約の場合は所有者=契約者≠振込先口座名義人
上記ケース時代理委任状(印鑑証明添付)で稟議申請し振込申請を行ってください。
なぜならば、非対面の場合所有者本人が記載している確証がないからです。
このルールは、お客様や契約相手との信頼を守るため、また法的な問題を避けるために重要です。
必ず規定を守り、必要な書類を揃えて稟議申請を行うよう徹底してください。
- 確認の重要性
- お客様との約束や金銭の取り扱いは非常に重要ですので、振込日や金額を間違えないよう、必ず二重に確認してください。
- 丁寧な事務処理
- ミスが発生しないよう、振込依頼の内容は慎重に進めてください。
以上で振込依頼の手順は完了です。
振込処理が完了したら、必ず記録を残し、他の業務に移行してください。
お客様に振り込みの手続きが完了していることもお知らせするとよいでしょう。
お客様は、車の引き渡し後、入金があるまで不安な気持ちを抑えているかもしれません。
定期的な連絡は、BUDDICAの社員として欠かさず行いましょう!